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床のキズ

漸く今日アトリエが片付いた。(前ブログ
何とか納めた程度だが、漸く何かとやる気の起こるアトリエとなった。
さてさて何からはじめようかねぇ。。。



そんなアトリエ……
アトリエの床には小さなキズがある。
キズがあると言っては失礼だ。
キズを修理した跡があるのだ。

この小さな修理したキズは、知らない人が気づけばただの修理したキズだろうが、私たちにとってはただの修理したキズではないのだ。
思い出深く、人の気持ち、信条みたいなものがしみ込んだ修理したキズなのだ。
そりゃ、見ただけではそんな事知る術もないのは当たり前な話で、sotobo家の二人とある男しかしらない話だ。
つまりsotobo家の隠された秘話(?)、エピソードってやつなのだ。。。

DSC04261.jpg

当然はじめてのマイホーム。
夢は壮大に膨らむし、事細かに完璧を求めていた。
sotobo家はどちらかというと施工業者泣かせ、大工さん泣かせの家だった。
sotobo家は直線的でエッジの効いた箇所が多く、塗装などちょっとした歪みが目立つのだ。
施主と建築家のこだわりが故、こういう家になった訳なんだが。。。

ほぼ半年の建築期間、ほぼ毎週現場にやって来た。
夏の暑い日からはじまり、気がつけば吹きさらしの凍てつく寒さの中での作業になっていた。
現場監督はSさんだった。
Sさんは私と同い年で、「作る」って事が心底天命のように好きな男だ。
だからいつも現場に来ても監督自ら屋根に登ったり、釘を打ったり、、、まさに大工さんなのだ。

通えば通うほど感じる。
完成に近づけば近づくほど身にしみる。
家を建てる。。。家をつくる。。。
どんな家でも人の手でつくっているって事。。。
そしてその手には技が染み渡っているって事。。。
そしてそんな手でつくり出したものには「ぬくもり」があるって事。。。
そして、自分が求める完璧って何だろうと。。。


完成したsotobo家。
理想通りの家が完成した。

そして最後に残った床のキズ。
多分建築中に何かを落としてできたキズだと思う。

Sさんは冬の冷たい床に顔すれすれに修理してくれた。
目立たないように床とよく似た色を作って塗り込む作業だ。
何度かやり直してくれた。
ここまでくると多分Sさんの心意気みたいなものがそうさしているんだろうと、その背中を見て思った。

「コレでいいですか?」

いいに決まっている。


その後、sotobo家でSさんと酒を交わした。
夜中まで交わした。。。
Sさんは床のキズもそうだけど、不慣れだった事を誤っていた。
床にキズはない方がきれいだ。
でもそこにSさんの思い入れが刻まれたようで、キズがキズに思えないのだ。
何て言ったか覚えていないが、その事を伝えた。それは妻マチルダも同じ気持ちだった。

あれから3年が経とうとしている。
この3年でこのsotobo家もいろんなことがあった。
そのいろんな事の度、Sさんに相談にのってもらっている。Sさんの力を借りている。
今年も年賀状が届いた。
いつでも相談してくれ。と。

DSC04283.jpg

Sさん、今年もヨロシク!
昨年同様、今年もいろんな相談にのってください。

何だかうまく綴れていないような気がする今日のブログだが、、、

このsotobo家、Sさんでよかったと今でも思う。
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