私は昨日というか今朝録画した「朝まで生テレビ」を見ている。
妻マチルダは音楽編集ソフトを利用して、明日のサンバステージの曲を作っている。
外は雨。どしゃぶり。
まったりした土曜の午後である。
今でこそできない事はないってくらい、あらゆるソフトで編集やそれこそ曲を作るまでできてしまう。
誰と何を褒めていいかわからないが、スゴい進化である。
進化すればするだけ、感動はあっても味気なさもつきまとう。
昨日のドライブのように、ラジオというのもいいものだ。
聴きたい時に聴きたい曲を聴くんではなく、今の気持ちやそれこそ心打つグッドタイミングで流れてくる曲もまた感動である。
ラジオを愛する者として、これもラジオの魅力のひとつなのだ。
とは言いつつ、その昔。
免許取り立ての若かりし頃というのは、ドライブと言えば
カセットテープが主流だった。
主流どころかそれ以外のオリジナルを発揮するものは何もなかったのだ。
今のように、CDや i podのようなデジタルプレーヤーなど想像もできなかった。
デジタルプレーヤーの何万曲という容量など理解不能だ。
46分、60分、90分と決まった規格のテープに曲を録音していく。
途中で切れないように曲の長さを考えるのも楽しみのひとつだった。
カセットテープにもランクがあり、大切なテープは「メタルテープ」といった高価なテープを奮発したものだった。
当時、「免許を取る」って事に夢があった。
夢と言っても壮大なものではなく、大人の仲間入りといった登竜門的な夢である。
車=ドライブ=デート なのだ。
彼女を乗せてドライブなのだ。
当時のカルチャー雑誌はこぞってデートスポットや夜景スポットを紹介していたものだ。
そして何といってもドライブ中に流す曲なのである。
そこでオリジナルテープの登場である。

レンタルレコード店から借りあさったレコードから抜粋してテープを作るのだ。
ここにはセンスも含まれれば、関西人的ウケも狙わなければならない。
狙いすぎて自分の熱唱まで録音した思い出がある。大失敗である。
選曲だけがオリジナルではない、カセットケースに入れ込むインデックスもまたセンスが問われる。
好きな写真を挟んだり、手描きのポップで更なるオリジナル性を追究したり、、、。
そしてドライブ当日。
デッキにテープが吸い込まれていく「カシャ」って音がスタートの合図でもあった。
緊張の一瞬であるのと同時に曲が流れる♪
甘いデートのはじまりである♡
その頃の私は大阪にいた。
京都が舞台でもあり、遠くは神戸までドライブしたものだ。
いい思い出である。
先日の大掃除(
前々ブログ)(
前ブログ)の時に、ビデオテープ同様
カセットテープもわんさか出てきたのだ。
いつか整理したんだろう。
そういった甘酸っぱい思い出詰まるテープは見当たらない。
私が大失恋した時に友人が作ってくれたテープも見当たらない。
私の熱唱テープはなくていい。

でも何も書かれていないテープも何本かある。

キズだらけのこんなテープもとってある。
聴きたい。。。
しかし残念な事にカセットデッキがない。
これもまた時代であり、タイムカプセル的でもある。
今ではA面B面って言葉もない。
カセットテープすら見た事もない世代も多い。
ただ、高速のドライブインでは演歌のテープだけは未だに健在だったりする。
40代の諸君には思い出してもらいたい。
20代の若い諸君には「キモ〜〜イ」と思わず知ってもらいたい。
そんな本日のブログであった。